2013年11月30日土曜日

リニューアル/オーバーホール




日光の話し。

最近は日光のプロジェクトについて色々とお話しする機会をいただき、その度に『街並みの「リニューアル」』という風に言っている。
便宜上、という表現が正しいかもしれない。
現状では、あまりにも編集されて面影が残らない状況が、確かにある。
一方でこれから先の時代を見据えたら、技術を踏まえた上での「今」の街並みづくりは必要なのも事実である。
開始から今まで、そのあり方を探りながらの事業進行だったのだと思う。

正解は無いが、答えを出しながら進んで行くしかないという事は分かった。
そして、やらねばならない事も見えた。
悩みは尽きないだろう。
この悩みの直中にある我々は、230年後の具体をできるだけイメージして活動せねばなるまい。
それは、次代にバトンタッチしていく事も当然含まれる。

歴史には真摯に向き合いながら、向くべき方向は未来なのだ。
このまちの辿った歴史の片鱗を大切にしたい。

そう考えると、リニューアルではあるが、「オーバーホール」の側面をもっともっと大切にしないとな。と思う。
感覚的に「そうかな」と思っている事は、経験と、考えと、対話により明確化される。


さて、今夜もSo Whatで。

2013年11月17日日曜日

雑記〜晩秋




夏くらいからずっと悩み考えていた事が、この週末にふとクリアになり、少し軽くなった。(それ以前からずっとくすぶっていた事ではあるのだけど。)

いや、正確にはその一部が見えたに過ぎないんだと思うけども。

「NPO法人日光門前まちづくり」ができてから7年が経った。
(※設立当初は「NPO法人日光東町みんなのまちづくり」という名称だった。)

日光のまちづくりについては、大学の時から研究をしている。
だから、俺自身はもう15年くらい日光のまちづくりを考えている。

考えるだけではない、活動の中で見えて来た事もある。

掛け違えたことも、思い違ったこともあった。
一方で、そこから得た事は多い。
様々な関係性が築けた事は財産だと思う。

「かけがえのない」という事の実感。


歴史の重み。
小さな範囲に情報がぎっしりと詰まっている日光のまちの、その一つ一つと丁寧に向き合っていきたい。

学び、すくい上げ、まちの知としてシェアしたい。
そうやって紡いでいきたい。

発信競争。セルフブランディング合戦みたいな世の中で、
できるだけ真摯に。できるだけ謙虚に。

まちづくりとか地域づくりにマジックなんて無い。


基本は紡いでいくこと。

そこには、楽しみと、軽やかなアイディアを。

悩みながら。迷いながら。
時にブレイクスルーを。



大袈裟に言うのならば、きっとそういうこと。
恥ずかし気もなく言うのならば、きっとそういうこと。

今夜もSo Whatで。

2013年11月3日日曜日

「言わない」と言っておく。




相も変わらず。

「なんだかなぁ…」と思う事が多いのだけど、詳しくは言わない。
「言わない」とだけ言っておく。


さて、さっさとプロジェクトをやりましょうかね。

たくさん学びましょうかね。
志を同じにする人達と。

だいたいまちづくりの「成果」なんて、そうそうすぐ見えるものではない。


沸騰中の評価だからといって、全てをあてにしないこと。
少しは冷静な頭で、自分で考えること。
(一方で、様々に耳を傾ける事。)
光輝くものだけに目を奪われない事。自分ごとではなく、「群がる」ことにすぎない。

勢いは大切。でも、息切れしないこと。

成果は取り組みの積み重ねでしかない。

ここまでの活動で、色々と見えて来た。
そして、地元を離れる時間が多くて更に俯瞰して見れてきた。

当事者としてのまちづくり。ここ2年くらいが勝負。
プロジェクトが大きく動くとき。
ネットワークもぐんと拡がるだろう。
(なんでも「つながれ」みたいな「つながり症候群」的なのは御免だけど。)

さて、しまっていこう。
今夜もSO Whatである。