日光の話し。
最近は日光のプロジェクトについて色々とお話しする機会をいただき、その度に『街並みの「リニューアル」』という風に言っている。
便宜上、という表現が正しいかもしれない。
現状では、あまりにも編集されて面影が残らない状況が、確かにある。
一方でこれから先の時代を見据えたら、技術を踏まえた上での「今」の街並みづくりは必要なのも事実である。
開始から今まで、そのあり方を探りながらの事業進行だったのだと思う。
正解は無いが、答えを出しながら進んで行くしかないという事は分かった。
そして、やらねばならない事も見えた。
悩みは尽きないだろう。
この悩みの直中にある我々は、2〜30年後の具体をできるだけイメージして活動せねばなるまい。
それは、次代にバトンタッチしていく事も当然含まれる。
歴史には真摯に向き合いながら、向くべき方向は未来なのだ。
このまちの辿った歴史の片鱗を大切にしたい。
そう考えると、リニューアルではあるが、「オーバーホール」の側面をもっともっと大切にしないとな。と思う。
感覚的に「そうかな」と思っている事は、経験と、考えと、対話により明確化される。
さて、今夜もSo Whatで。