バタバタと、ガサガサと動き、過ぎていく日常。
事務所から近い定禅寺通りをinstagramに投稿するのが、仙台にいる時の半ば日課のようになりつつある。
戦後の復興事業の一つとして、この定禅寺通りの拡幅とケヤキが植えられた事は有名なはずだが、約70年経った現在のこの通りを行く人々のどれくらいがそれを認識しているだろうか。
定禅寺通りや青葉通りが山手から広瀬川と直交して、指のように街手に延びていることが、都市にとってどれだけ潤いと豊かさをもたらしていることかと思う。
何気なく足を伸ばすのだが、たまには街並みを定点的に観察してみるのも面白い。
1月30日(金)13時頃 |
1月21日(水)13時頃 |
1月22日(木)20時頃 |
(本当は)時間によって、季節によってその変化を感じ、楽しむ事のできる贅沢な空間なのだ。
なかなか言葉にならないものをなんとか紡ぎ出すべく、今日もケヤキが作り出す大空間の並木を昼の時間にブラブラと歩きながら、一人間あれこれと考えるのである。
今夜も So Whatで。
追伸:仙台市のホームページに「仙台都市計画のあゆみ」というページがあるのだけど、時代がビュンビュン飛び、かつ(かなり)ザックリとマスタープランに至るまでの流れが説明されている。