2011年12月31日土曜日

この一年。



さて。今年も終わろうとしています。

本当に今年という時間があったのかと、数日前にふと思いました。
世情的にも個人的にも、嬉しい事も、辛い事も、本当に色々あった一年でした。
昨年末会社を辞めて、リスタートしようとした今年。なんとなく切れずにいるような。
3月の震災も、私は仙台に向かう途中の福島で被災しました。
少なからず自分の心にも影を落としている事に気付いたのは、秋になってからだった気がします。
これからも東北に寄り添っていくつもりです。


地元日光では、今年も色々と仕掛けをさせていただきました。企画をやらせていただきました。
お世話になりました。
一緒にやれた事が本当に嬉しいです。参加して下さった事が本当に嬉しいです。
徐々にですが、輪の拡がりを感じています。
この勢いで、地元日光の元気も、また新たなスタートを切らなければならないと思います。

引き続き宜しくお願いします。

それぞれの、そして、みんなの新たなスタートに向けて。

それでは!

2011年12月28日水曜日

行程0:作業環境をつくる。



作業環境を作るべく、少しずつ動いてきました。












壁は下手ながら自分で塗ってみた。
1枚目の手元にペンキが垂れてるのはご愛嬌。








敷いてみたり、本を運び入れたり。










棚や机を入れて、なんとか作業場らしい形になってきました。
こういうのは、少しは楽しみながらやらないとな。










年明けたら近しい方々お招きして何かやろうかな。

犬の散歩


サラリーマン生活を抜け出して、変わった自分の街の見方。

犬の散歩をするようになって特に思うな。

夕方頃の人と街の動きが好きなんだな。

今夜こそso whatだ。

2011年12月27日火曜日

Twitterつぶやき解説(2)


Twitterつぶやきの解説でも。
太字がツイートです。


さて、正月に向けて加速してくわけですな。年内に片付けなければならん事、納めなければならん事だらけだ。

>このなんとも「みんな忙しい感満点」の時期は好きです。年を越す、新しい年を迎えるという瞬間の共有、共通の体験をみんなで迎えるというのはなんとも言えぬ一体感が。縦え幻想であっても。
幻想と言えば、震災直後のあの一体感は何であったのかと思う。9ヶ月経って「日本は一つだ」なんて言える状況には無いと私は思う。

「日光建築倶楽部」というのを立ち上げます。乞うご期待。

>どちらかというと社寺建築の価値について語られる事の多かった日光ですが、各時代の建築にスポットを当てていくプロジェクトをやっていこうと思います。来年からです。モダンであれポストモダンであれ。近作であれ。
大切にしたい面影は遺らなければなないですね。
この当たり前が…ムズカシイ。しかし、やっていかねば。

もう一つは未整理だけど、走りながら考えてく部分。これも必要。

>大学時代のランドスケープのM先生の言葉。最終講義での言葉だったと思います。先生は「歩きながら考えていくこと」と仰っていて、このたった一言にえらく心が動いたのを覚えています。信条としようとしていたけど、モヤモヤしていたものが、この一瞬でクリアになった気がしたのです。
まあ、時に立ち止まる事も必要でしょうが、基本的に走ったり歩いたりしながら考えていく事が大切だなと思ってます。
NPOもそんな考えから「評論や人同士の緊張で動かぬ状況」から「とにかく活動」にシフトしてこの数年やってきました。
来年からは次のステージに行きたいと思います。

話していると整理されていく。対話、対面。最近実感する。

>これは、もちろん前からの実感ではありますが、最近時に感じる事なのです。
自分の中で考え整理したつもりになっていた事も、対話によって様々な化学反応を起こすように感じるのです。
そういう時間は本当に嬉しいし、楽しい。何より有意義であると思います。
直線的だったり鋭角な意見を受け止めるような必要は無いかなと、やっと肩の力抜けた気もします。
来年も楽しみだ。


というわけで、今夜もSo whatなのです。

2011年12月25日日曜日

小さなリユニオンを繰り返す事。



こんばんは。前回のエントリに関連して、思う事を一つ。










大学時代の恩師を囲む会をはじめまして、その第1回に行って来ました。
ワタクシ、一応企画しました。


水道橋お茶の水のガード下のスペイン料理屋さんにて。
(↑いつも間違う。)


恩師のT野先生は元気なご様子。iPhoneとiPadユーザーになられていました。(驚)
学生時代の事やら、それぞれのその後の事やら。
東北の学校でしたので、話しは自然と震災と復興についてに向くわけです。
で、先生のミニレクチャーの様になる。


なんだか、素敵な、贅沢な時間でした。


卒業時に「君たちのリユニオンする時に〜」と仰っていたO沢先生の言葉が蘇ってくるわけです。(今年の大同窓会では「大学とは都市の中の公園のようなもので〜」と仰っていたのも心に残っています)


今年は様々な繋がりの意味を再確認する年になったのではないかと思います。
手探りですが、このうような集まりは続けて行こうと思います。


今夜もso whatなのです。

2011年12月23日金曜日

たまに20代前半くらいの自分に戻ってみること。



こんばんは。so what系ブログの極み、まちづくり放浪記です。

30も過ぎると、たまに20代前半くらいに戻りたいと思う事があるのです。
で、戻るべきなのだと言う結論づけを勝手に自分の中でして、次の様な事をしているわけです。

・母校の大学にふらふらと行くようにする。
・それ以外にもとにかくどこかへ出かけ、環境を変えてみる。海とか。
・行き詰まった時の0ベース。定期的な0ベース。

で、たまに母校に行くのです。


母校。東北芸術工科大学。年に数回は行く。

図書館で学生さん達に混じって考え事したり。ごめん、邪魔だね。
たまに母校に足を運べば、こんな素敵な作品、素晴らしい光景にも出会えるのです。
学生時代に見ていた風景に思わずセンチメンタルになってみたり。独りセンシティブ。
即日設計的な課題の発表に出会ってみたり。
その発表を見聞きしたり、成果を眺めたり。

こんな風にお邪魔してるわけですが、社会に出てみると、どうしても

「つくろうとしていたこと」や
「当時考えてた事」
なんかを忘れてしまうなぁ、なんて実感が湧いてたまに怖くなるんです。
つまらん常識には染まらん。みたいな反抗が自分の中にあるのか確かめたいのかもしれません。

たまに母校に帰るススメ。

20代前半くらいの自分に戻るススメ。

そんな感じで。

2011年12月21日水曜日

今年もページェントに…



今年も仙台光のページェントに来ました。
(性懲りも無くというツッコミは無しの方向で…)

今年はちょっと特別な意味も含んだ催しになったのではないかと思います。
(神戸のルミナリエが震災の後に開始したのは周知の通りですね)



Twitterなどで昨年の米竹さんの講演会の様子を紹介していますが、ここでも紹介します。コチラ↓

イベントを組み立てて行くにあたってのポイントは何度読み返しても本当に参考になります。

・ダメ元。無理強いをしない事。
・市民の手作り。コアメンバーはブレてはいけない。
・市民の共感を得る。一方で反対する人の意見にも耳を傾けること。

この三点。
評価者ではなく、実践者であるから言える事があると思います。
25年と言う長い間に醸成されたこのイベントは、もはや、実行側のものでは無く、市民の「お祭り」として「定着」しているのだと、見る度に、色々な人の話しを聞く度に思います。





私のように「個人的に」思い出深い催しである場合も多々あると思います。
そんな個々人の色々な思い出のつまったイベントになるのは一つの到達点であり、パブリックたりえた証拠であると思います。

みんなのもの。これが難しいわけですが。。

パワーを頂きながら日光も前に進みましょう。

2011年12月18日日曜日

大倉庫独りぼっち〜郊外の幸福?




IKEA新三郷に行って来ました。
個人的には3回目のIKEA。今回は、準備中の小さなアトリエの為の本棚等を調達するために足を運んだわけです。

平日なので、空いてるかと思って向かいましたが、思ったより人多め。年末だからでしょうか。 
利用した事がある方はご存知と思いますが、棚、テーブル、机、イスなどの大きな物は最後のデカい倉庫空間で自分で選び、自分で運ぶシステムになっています。



一人で行ったわけですが、最後の倉庫空間的サービスエリアでカートを押していて、ふと何とも言えない気持ちになりました。

この商品がストックされている巨大空間に独りぼっち。。。

購買の幸福感と空間に「いる」孤独感の間。実に不思議な気持ちになります。
(まあ、とりあえず誰かと行けよって感じですが・・・そのツッコミは無しの方向で(^^;)

郊外化とその周辺については学生時代からもうずっと考えています。





単に購買システムの変遷という一言では片付けられない、変化・変様は否めません。

優秀なシステムにはシステムを以て・・・というのはどうなのか。
やはり、「そこにしか無い魅力で勝負」にたどり着くのではないかと思います。
勝負なのか、棲み分けなのかは別としても、ローカル論の強みはきっと揺るがない。

まちなかの幸福。郊外の幸福。
ずっと考えて行く事になるのだと思う訳です。

ちきりんのブログでも郊外化の話しは論じられています。
「ちきりんの日記」より「結局、街はローカルが勝ち!」