2011年7月10日日曜日

日光の建築〜旧日光ユースホステル〜



旧日光ユースホステル。
(芦原義信1959)


数年前、はてあのユースホステルは今どうなっていただろうかと気になった。
ボーイスカウトなどで子供の時分に宿泊経験が何度かあった。
芦原建築である事を知ったのは確か大学の時。日光の建築を調べていての事だった。
今から十数年前に付近に代替の施設が建設された事で役目を終えてしまい、そのまま放置状態である。この日光にあって貴重な建築が、である。
関係機関と調整の上ようやく昨年夏の見学会に繋がるわけだが、このモダンな佇まいは、今も山にのまれつつ生きている。
当然の事ながら上の写真は、竣工時のものである。


見学会は東京方面の地域外からの参加も多かった。想像以上の反応をいただいた。
見学会の後も幾つか活用についての相談をいただいたが、目に見える活動に至らずに現在がある。












このような建築をこのまま打ち捨ててしまって良いわけがない。


良法を探りつつ一歩一歩あゆむのみである。




そのように考えていた中、先日上のような参考資料を提供いただいた。海外(特にドイツ)のユースホステルの事例が間取りや往時の写真と共に掲載されている。
来晃と共に提供くださった原氏に深く感謝申し上げたい。




見学会の様子等ユースホステル関連はNPOブログにて。
http://www.npo-nikko.jp/blog/sb.cgi?cid=27

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