RE:プロジェクトは東日本大震災以降、かつてあった仙台沿岸部の暮らしを丁寧に掘り起こし、記録しています。
2011年8月の第0号(創刊号)から昨年末の第12号(最新号)まで、これまで13の地区をとりあげています。
その地区の成り立ちと特徴が簡潔にまとめられ、さらに、聞き書きにより暮らしの様子が再現されます。
震災当日の様子、その時の気持ち、復興へ向けてどのように歩んだか。「声」が克明に記録されます。
何を大切にしてきたのか。
何を大切にしていきたいのか。
例えば、新浜地区ではその名の通り「浜」の生活があり、どれだけ浜を大切に思ってきたのかが良く分かります。
ほ場整備前の小さな田んぼ、そこを抜けると、白砂青松。
共同で築かなければならなかった、村の自治や隣近所とのつきあい。シェア。
現場に足を運び、聞き、記録する。
字面にしては簡単だけど、いかに大切か。
これらの冊子は、開催中の記録展で手に取るとこができる他、サイト上でPDFで公開されています。
記録展は2月27日(金)まで開催されているそうですので是非足を運んでみて下さい。
(仙台、仙台周辺の方は是非。また、仙台にいらっしゃる予定の方も是非。)
記録展については、こちら↓
http://re-project.sblo.jp/article/113103546.html
「RE:プロジェクト」についてはこちら↓「制作日誌」にて
http://re-project.sblo.jp
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