駅から東照宮をはじめとする“日光の社寺”に向かうあの通り、と言えば訪れたことのある多くの方々はイメージできるのではないかと思う。
これに伴い、街並みも大きく様変わりしているわけだが、駅から2つめの町内である自分の地区でも工事が概ね終わる。
だいぶ雰囲気が変わってきた。
例えば一本の木を切ることで、どれだけ潤いが損なわれるかもわかったし、
逆に植栽を排したことで、建物が本来の姿を表し、通りにとって良い印象を与えている例もある。
連続性は大切だが、一つの建物でその空間の雰囲気は一気に変わることも分かった。
約10年の活動で、“街並み”や“景観”を考える上で建築の存在がどれだけ大きいか、という事は身に染みて分かった。
(この“身に染みて”の大切さも身に染みてわかってきたつもり。w)
生活や文化が風景としてにじみ出るようなもの。
その連続が街並みなのだろう。
事業として大きくゆっくりと街並みのリニューアルの波が進んでいる。
一方でじわりじわりと循環もしている。
時代はどうなのだろうか。
重荷を負うて遠き道を行くが如し。焦るべからず。
という、小学校で習ったご遺訓が思わず頭に浮かぶ。
焦らずとも、着実に進歩したい。
結果を出せる事業がチラホラと見えてきていて、踏ん張りどころなのである。
一本の木、一つの建築に丁寧にありたい。
そんな、或るプロジェクトをこの春からはじめる予定だ。
今夜もSo Whatで。
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