お祭りムードの1日だった。
自分の住む南北線沿線の駅から仙台駅で乗り換えて、東の終点の荒井駅まで。
乗り換えホームで乗り換えるのは
なんとも都市的。
単に利便性が高まった、とだけは言えないのではないか、と考える。
都市としてのイメージが高まったのも同様で、むしろ今後その可能性は様々秘めているのではないかと。
国際センター駅での光景は、それを良く表していたと思う。
車両が走る姿を写真に撮るために人垣は絶えず、このロケーションに感嘆の声も上がっていた。
ここで結婚式を挙げたい。なんて会話も聞かれた。
一方、静かに過ごす事もできるこの場所を気にいり、それはきっと仙台市民の共感を得るだろうとの予想をする会話も、コーヒーでひと息入れる隣で同じくコーヒーを片手に腰掛ける老夫婦から聞こえた。
一番町あたりの街なかは、人の波。
他の駅でも様々なイベントが開催されていた模様。
国際センター駅でお会いした某商店街の組合理事長氏は、同駅のロケーションや立地の素晴らしさを挙げ、エリア同士の連携も重要だと仰っていた。
街なかからほんのちょっとで、素晴らしい風景が広がり、新たな(ちょっとした)過ごし方の可能性もある。
先ほどの老夫婦の会話に共感しつつ、期待したい。
東西線、最初の1日。
特別な日でありながら、車内で文庫本を読んでいる人の姿を見て、早くも日常の中の交通手段に、少しだけなっていってるんだなと感じた。
日が暮れ、30年目の光のページェントがはじまった仙台。
まさに、記念すべき日。
お祭りムードを引きずりつつ、年末へ向かう。
日常にちょっとした非日常を保てるかが、新しい交通手段が加わった街の肝になるのではないかと考える。
すっかり冬である。
今夜もSo Whatで。
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