今年も宜しく御願いいたします。
相変わらずSo What系ブログとしてゆるく、マイペースで行ければと思います。
さて。
新春からまち歩き三昧であり、嬉しい限り。
昨年末のNHKのブラタモリ日光編の放送を受けて、地元日光でもまち歩きを新春早々に二回開催した。
こちらは、主催者・ガイド側なので、バタバタしながらの組立であったが、両日とも参加された方々と一緒に地元「日光」を見直す大切な時間となった。
この話しは、また別の機会にしたい。
(春以降も、日光のまち歩き「日光ぶらり」は開催予定。お見逃しなく。)
東京スリバチ学会さんの企画「スリバチバー」の関連企画として1月11日(月・祝)に開催された谷中スリバチ半日ツアーに参加した。
9:30〜12:30の約3時間で根津から谷中、上野までガンガン歩きつくすコース。
異人坂の上に立つ。 |
異人坂上からの眺め。 |
ハイライト的な坂道。 |
根津神社。 |
根津神社の庭園にもスリバチ状であるが故の水の流れが。 |
ふれあいの杜。杜とともに残る自然地形。 |
小学校が、谷地に建っている。自然と複雑な構造に。 |
ビル間にスカイツリーを望む坂道。 |
皆川さん、説明中。 |
須藤公園手前の坂。 |
須藤公園。 |
須藤公園の弁天。 |
途中には根津神社、谷中の商店街、へび道、上野東照宮などの立ち寄りポイントもある。
谷中では買い食いも。
谷中商店街の往来。店先のビールケース空間は良い。 |
おやつタイムで甘酒。 谷中商店街の酒屋さんで出している酒粕のもの。 |
猫。半分程寝落ち。 眠り猫ではない。 |
お馴染み、谷中銀座。 この風景をこの地点から眺められるのも、スリバチ地形であるからこそ。 |
お地蔵様。谷中にて。 |
鳥居のプロポーション。良い。 谷中にて。 |
藍染川跡周辺には、ポンプ井戸が多く残る。 染物屋、洗濯屋、銭湯も見られた。 谷中にて。 |
不忍池に流れ込む藍染川の作ったスリバチ地形を体感しつつ、町の風景を味わう。
特にこの辺りは、生活景が良い。
つまり、生活景と道路が接近する、路地はやはり素晴しい。
最後には、上野東照宮にお参りし、今日の清水の舞台を模したと言われる清水観音堂の舞台にて解散。
地形、眺め、生活景。それらを歩いて見れる素晴しいコースだった。
(お参りも買い食いもできた。)
ヘリを上り下りするのも良いが、ヘリに沿って歩いてみるのも良い。
上野東照宮 |
清水観音堂 |
清水観音堂にて。 東京スリバチ学会の皆川会長の後ろ姿。 |
参加者に配布されたマップ(右)と、帰りがけに浅草の書店で偶然見つけた 「上野・浅草・隅田川歴史散歩」という古地図と現代地図の比較地図帳。(左) 丁度歩いたコースが載っていた。台東区が発行しているもの。 |
しかしこういう企画に50人近く集まる東京スリバチ学会さん、恐るべし。
(大阪、京都、神戸、名古屋からの参加もあった。)
やはり、視点なのだと思った。
谷中には何度も訪れているけど、夕やけだんだんのあの場所がヘリであるが故、などと意識した事はなかった。
すっかりアスファルトとコンクリートと建造物に飲み込まれてしまったように思える東京の町も、一つ一つの地形に意味を残しており、時には上手く活用している。
また、住まう人々の生活にも大きく影響している。
ということが、地形を意識しながら歩いてみることで、よく分かる。
日光門前も、地形の(特に微地形の)読み解きをはじめ、ガイドコースづくりを進めているところ。
やはり、鍵は水にあるのだけど。
そして、日光でも地形と生業が、まちの構造に大きく関係しており、この事はどこも変わらない、という結果がどうやら導き出せそうなのだ。
学び楽しみつつ、色々と参考にさせていただきたいと思っている。
と、書いている内に、昨秋に町田のフットパスを歩いた事を、書こう書こうと思って未だ書けていない事を思い出した。
日光門前のまち歩きの話しと合わせて、またの機会に。
東京は、面白い。
そして地形を読み解くまち歩きは、面白い。
今夜もSo Whatで。
0 件のコメント:
コメントを投稿