le Roman
松島のCafe Loin(カフェ・ロワン)が震災後、le Roman(ロマン)として帰って来た。
震災で全壊し暫く閉店していたのだが、町の復興まちづくり支援施設として建て替えられた。
よって、震災前のようにカフェスペースだけでなく。避難所機能やコミュニティ拠点機能も追加された建物になったようだ。
ガラスを多用し、展望・眺望を活かした設計に。
(設計は松本純一郎設計事務所によるものなのだそうだ。)
コーヒーを飲む足下には、桜の木が続いている。
これは、きっと春には桜の絨毯が観れるのではとイメージしてみる。
散った花びらではなく、枝に咲いた花の贅沢な絨毯が、だ。
桜や松の木の向こうには海が見え、船の往来も見える。
震災前の眺望と空間が帰ってきたと実感する。
写真は昨年秋に撮ったもの。
春、初夏あたりにもまた訪れたい。
お気に入りの場所をつくる、というのもまちを楽しむ術の一つではなかろうか。
公園、街角のベンチ、海辺の眺め。そして、店。
今回もSo Whatで。
<予告>
震災関連本の読書記(たぶん70冊くらい)を2月から3月にかけて綴って行くつもりです。
震災から5年という一つの節目が、あと一ヶ月程でやってきます。
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