2012年7月3日火曜日






十数年前、大学を卒業して仙台で就職した。

街の中に住む勇気がなくて、海から程近い場所に住んだ。
隣を川が流れていて、一目見て気に入った。
(結果的に会社からは「なんでそんな遠い所に住んだの?」と怒られる事になるのだが…)

山育ちなので、小学生時分までは、年に一回茨城の海に連れて行ってもらえるのを、本当に楽しみにしていた。 
年に一度のハレの時間だった。










そんなわけで、海無し県出身者としてははしゃがずにいられない。
せっかく海の近くに住んだので、季節を問わず出かけた。

中には色々思う事もあって出かけた事もあるのだが、思い返すと全部含めて大切な時間であった。

海辺の街、海と共にある生活は羨ましいと思っていた。(し、今もそう思う。)

その海を思う。










現在は歯抜けになった松林、一見穏やかだが、痛んでいる貞山堀。

特に自然は時間をかけての「修復」になると思うが、また素晴らしい風景を取り戻せると信じている。

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