2015年2月11日水曜日

近所を歩く〜通町(とおりちょう)


仙台の住まいの近所、通町(とおりちょう)の界隈。




国分町通りからまっすぐ繋がっている通り。あの歓楽街を北へ真っ直ぐ進むとこんな風景。
青葉神社通りと言う。
仙台の「賑わい」の中心である南北軸だったそうだ。



おそらく昔のままの道路の幅であろう。

電柱が千鳥に立ち、歩行者、自転車、自動車が交錯する場面が日常だ。

でも、歩いていて「このままでいい」と思えるスケール感がある。
(ここでは)利便、安全の名の下に道路を広げるような事は、必要無いのではないか。という意味で。





氷屋、畳屋、理髪店、和菓子屋、映画館。そして、ダルマ屋。

もちろん、マンションや新しい住宅も混じり、コインパーキングも増えている。
しかし、面影を所々に残し人が行き交う様子は言い様のない安心感がある。


人口と土地/空間。これから先の事をイメージしてみる。
「置いていかれる」「滅びる」など「まちづくり」としての視点においてはアジテーションという「点」でしかないような論考が目立つ昨今。

いずれせよ、急激な変化は望むべきではないのだろうと、再び思い巡らせているところ。

21時には、お寺の鐘が鳴る。

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