2012年1月9日月曜日

通りに張り付いて思う事。




正月の三ヶ日、それからこの連休に自宅であり家業であるカフェの前で「甘酒オレ」の販売をやってみた。もちろん、初めてのこと。
甘酒オレとは、通常の甘酒に牛乳を混ぜてちょっとマイルドに仕上げたもの。

場所は日光のメインストリートである国道119号沿い。東武・JR両日光駅から社寺に向かう道。
定点路上観察とでもいうべきか。やってみるとわかることがある。
通りを行き交う人々の流れや自動車の交通量、その速度や人々の視線の先。
思った以上の、というか、思いもよらぬ自動車の排気ガスの臭いだとか、日の射し方、陰り方、思った以上に陰った時の寒さだとか。

同時に「通りでものを売る」という行為として見ると、人との繋がりの大切さと面白さを実感できる。
場所柄日本全国から、世界からのお客様にたった一杯の甘酒であるが、その時間と味とその空間に齎す価値を提供できる喜びである。

閑話休題。
これらの「実感」については、いくつか前のエントリ「犬の散歩」で言いたかった事とほぼ同じ心境なのだと思う。

窓や扉の向こう側というのは、知っているつもりでそうでない。
つまり、感じていないということか。
やはり、外に出て感じてこそなのだと思う。

今年は歩く企画を沢山やりたいと思っている。

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